第一章~ [H×H]

ハンター試験が終わるまでが第一章です))


クロロ「・・」

マチ「団長、ホントにいいのかい!?」

クロロ「し、しかたないだろ・・」

フェイタン「ワタシもついてくね」

フィンクス「なら俺も!」

フェイタン「ワタシ1人でも雑魚の集まりのハンター試験でなら大丈夫よ」

クロロ「・・フェイタン、ついてけ」

フェイタン「わかたね」

クロロ「レイに悪い虫がついても困る! 侮辱するような奴はお前の好きにしろ」

フェイタン「・・いいのか?」

クロロ「ああ、ハンター試験に居る以上、死は覚悟の上で来てるはずだからな」

フェイタン「(ニヤっと口角をあげ)わかたよ」

レイ「・・、蜘蛛を侮辱するような人が現れたら、僕もフェイも・・短気だからキレるよ?」

クロロ「・・意味ないな、まあ、その相手を殺せば問題ない」

レイ「凄い発想、でも、まあ確かにそうだけど余り目立ちたくないじゃん」

フェイタン「・・ま、我慢できればワタシがお前を止めるよ」

レイ「・・蜘蛛を誰よりも大事に思ってそうなフェイがねぇ・・、ま、そのときは宜しく」

クロロ「2人共執着心あるからな・・、否、忠誠心もか?」

レイ「・・フェイは信じた相手にならあるかもね」

フェイタン「・・・ささと行くよ」

レイ「ん・・」



―アジトを出発―

(くじら島とかを通って到着した、船に乗った)



フェイタン「・・図体がデカいだけで、雑魚ばかりよ」

レイ「此処で脱落するね、船長・・きっと面接官だよ。テストってとこか?」

フェイタン「そうかもしれないね」

レイ「・・・」

ゴン「ねぇ!」

レイ「え?」

ゴン「お姉さんとお兄さんもハンター試験、出るの?」

レイ「・・まあ・・」

ゴン「俺、ゴン!お姉さんとお兄さんは?」

レイ「・・レイ」

フェイタン「・・フェイタンね」

ゴン「2人も、中に居た方が良いよ、嵐が・・来るから」




急に真面目な顔をしていうゴン

・・確かに風が・・



レイ「・・風が・・、少し変わった、ホントに嵐くるかもしれないから中にいよ」

フェイタン「・・ホントか?」

レイ「・・うん、いこ・・」

ゴン「レイ・・、風の動き分るの?」

レイ「・・風の事は、ね」

ゴン「凄い! 俺は少し鳥の言葉が分るんだ!」

レイ「・・それも十分凄いと思うよ、才能なんじゃないかな? ・・教えてくれて有難う」

ゴン「どういたしまして!(ニコ」




ゴンは、サングラスをかけたオッサンと一緒に
船に入る・・。


僕らも船に入って、待機・・
きっと、この嵐で脱落者・・多く出るだろうな・・


ゴンは・・、きっと助けにいくだろうけど・・
お人好し、そうだもんね・・、正義感強そうだったし、
きっと・・僕らの存在を知ったら激怒する。
ま、どうでもいっか・・



フェイタン「どうしたね」

レイ「ん、別になんでもない」

フェイタン「そうか・・」

レイ「早くつけばいいのに」

フェイタン「そうね・・」



・・視線?  ・・・寝てるんじゃないのか
(揺れが大きくなる中、ハンモックで寝る金髪の男の子が、こちらをみてた)

・・寝てないんだ・・、てかなんで僕らをみてるんだ?
(視線を辿ると、僕の服を見てた・・、珍しいのかな?この、カンフー衣装・・)

・・それとも性別判断に困ってるとか?まさかね。
蜘蛛を知ってるものだとしても、
恨みを抱くものだとしても、長袖式のだから見えないはず。

(普通カンフーは長袖)




・・あ、やっぱりゴン・・
酔った人とかに薬草あげてる。  ・・・・思いやりある子なんだな




フェイタン「・・お人好しね」

レイ「これから、争い、というか競いに行くのに・・緊張感ないなぁ、あの子」

フェイタン「・・・」

レイ「・・でも、ま・・、良いんじゃないの?ほっとけば」

「それに、彼は・・野生児みたいなとこあるから」

フェイタン「・・なるほど」

レイ「僕らとは違う方法で、勝ち進むんじゃない?」

「・・、仲間思いなとことか、仲間を思いやるとことかは・・僕らも同じだし」

フェイタン「・・・・」




無言だけど、きっと肯定してくれたんだと思う・・
フェイタンは、綺麗な瞳を僕に、不意に向けた・・




レイ「?」

フェイタン「・・、大丈夫か?」

レイ「え?」

フェイタン「・・・・・、よてないか?」

レイ「平気・・、でも少し揺れ・・大きいね」

フェイタン「・・」

レイ「体制崩しそう・・・って! わっ!!?」(体制を崩しそうになり、衝撃を覚悟し目を瞑る)



・・あれ・・? なんで、何も起きてないの?

(目を開けると・・・、フェイタンの服と、手・・?僕を、抱き止めてくれたの?///)



レイ「・・あ、ありがと・・///」

フェイタン「しかりするよ・・ 余り、心配かけないでほしいね」

レイ「え・・?」

フェイタン「気にしてたよ、団長も団員も・・レイを一人にして心配だた・・」

レイ「・・そうだったんだ・・」

フェイタン「ワタシ、やと会えて少し安心したばかりよ」

レイ「・・うん・・ ごめんね、フェイ・・」




少しフェイタンにもたれかかると、そう小さく呟く

でもフェイタンには、ちゃんと聞えてるから・・


フェイタンは嫌がらずに、そのまんまで居てくれる。
・・・未だに、金髪の少年は見てるけど・・・
僕らが蜘蛛だって、否・・他の人と違うって分るのかな?
今度はサングラスかけたオッサンが・・




レオリオ「おい!テメェら何イチャついてんだぁ!? あ゛ぁ!?」

フェイタン「・・何ね、お前(睨」

レオリオ「!!」

レイ「此処の時点で暴れてちゃ、試験にいくとき死人が続出する」

「抑えてよ・・フェイ・・」

フェイタン「・・・・わかたよ、ガキは、どかに行くね」

レオリオ「ガキだと!?ほざけ!テメェより年上だ俺は! つっても、10代だけどよ(ボソ」

レイ「僕らの方が年上だよ、だって僕ら・・20歳は越えてるもん」

レオリオ「何ぃ!!?」

レイ「見た目で判断すんなよ」

フェイタン「その通りよ、お前よりワタシ達、色々なこと経験してるね」

レオリオ「く・・くそっ・・、兎に角イチャつくんじゃねぇ!」

フェイタン・レイ「「イチャついてない(ね」」

レイ「被害妄想も対外にしろ」

「・・それはそうと・・ゴンと一緒にいた人だよね?名前、なんていうの?」

「・・僕はレイ」

レオリオ「・・・・・あ?レオリオだ・・・・」

フェイタン「フェイタンね」

レイ「敬語とかやめてね、気持ち悪いし、レオリオには余り似合わない」

レオリオ「わーってるよ!! 余計なお世話だ!」

レイ「・・・・ん?」

船長「・・結局残ったのは・・こんだけか、お前ら、名前は」

レオリオ「偉そうに!」

ゴン「俺はゴン」

レオリオ「勝手に答えんな!」

クラピカ「私はクラピカという」

レオリオ「てめっ! ・・・俺はレオリオだ」

レイ「僕はレイ」

フェイタン「フェイタン・・」

船長「・・、志望理由は」




それを聞くと、船長の態度が気に入らないのか
食いかかるレオリオ・・・

クラピカとかいう人も、少し言いたくないというけど
レオリオと少し険悪なムードになりつつ
船長は自分が面接官だと知らせる。

・・そして、志望理由を皆がいい終わると・・




フェイタン「・・・・(殺気立つ」

レイ「・・フェイタン、殺気漏れてる」

フェイタン「煩いね! 何故お前は平気か!?」

レイ「・・フェイが俺をとめんだろ? 俺だって平気なわけじゃねぇよ」

フェイタン「!」



レイをみると、自分の手から血が出るほど、手を強く握って耐えていた・・



レオリオ「・・2人とも何してんだ?」(喧嘩が始まる感じのムードが一変・・

クラピカ「!!?」

レイ「・・クラピカの話に、ちょっと反応したってとこ?」

フェイタン「・・・・ちょとじゃないね」

レイ「フェイ?(睨」

フェイタン「・・チ」

レイ「・・・・まあ、僕ら2人の職業、わかれば・・すぐに、その理由わかるよ」

レオリオ「何やってんだよ」

レイ「今は、言えない・・、そのうち・・ね」

レオリオ「何時だ?!」

レイ「・・試験が、終わるまでには・・」

フェイタン「本気か!?」

レイ「・・このまま引き下がれるか!!」

フェイタン「!  ・・それもそうね・・」

「何してるね! レイ!」




レイは、タトゥーがある場所を掴み
皮膚に傷がつくんじゃないかというほどに
強く腕をつかみ・・、服を破ろうとしていた・・

が、その衝動に必死にたえ、苦痛の表情を浮かべる
フェイタンがそれをみて、とめる




フェイタン「・・抑えろ、いたの・・レイよ・・」

レイ「・・俺だって・・、つれぇんだよ」

フェイタン「・・わかてる・・」

レイ「・・・・・畜生」

フェイタン「・・今は、少し辛抱するね」

レイ「・・・・分ったよ、少し、待って・・・」

フェイタン「?」




指に手をかけると・・ボキっと折る・・
それをみてゴン、レオリオ、クラピカは驚き、顔を引きつらせる。

フェイタンは、怒鳴る寸前・・
その前に、再びボキっと慣らし、指を戻すが、痛みがないわけではないため
少し表情を歪ませながら、レイは指から手を離す・・・

そして息を整えると・・少しこれで落ち着いたという風に、息を吐く・・




レイ「・・フゥ・・」

フェイタン「何してるか! お前馬鹿か!」

レイ「これくらいしなきゃ、収まんないんだよ」

フェイタン「・・」

レイ「僕なりの、やり方だよ・・」

フェイタン「・・・・わかたよ、またく」

レイ「・・ごめん」

フェイタン「・・・これきりにするよ」

レイ「ん・・・」

ゴン「レイ・・、大丈夫?」

レイ「平気、骨はくっついたから」(平然という

レオリオ「そういう問題じゃねぇだろ!? 見せてみろ!」

レイ「ちょっ!」

クラピカ「なんて無謀な真似をするんだ!」

レイ「大袈裟だよ、僕らは常に死と隣り合わせでいる・・、だから別にこれくらい」

クラピカ「・・・?」

レオリオ「・・骨に異常はないみたいだが・・、今度やったら、どうなるか分らないな・・」

レイ「もうやらないよ・・、多分、ね」

クラピカ「・・多分、か・・(苦笑」




そんな事をしてると、船は・・・空港についた・・・
船長にゴンたちが何かを教えてもらっている様子

でもそんなの関係ないしに僕らは進もうとする。




ゴン「一緒に行こうよ!」

レイ「え・・・・?」

レオリオ「俺はバスで行く! んじゃな!」

ゴン「・・レオリオ・・」

クラピカ「ゴン、ほっとけ・・、どうせ直ぐに戻ってくるさ」

ゴン「うん・・・」

レイ「・・・どうする、フェイ」

フェイタン「・・レイの好きにするよ」

レイ「・・・じゃあ、行っても良い?」

ゴン「うん!」




ゴンたちと一緒に行くことにし、僕らは一本杉を目指した。


(それから色々あったけど、一本杉へとたどり着き・・キリコに案内され試験会場へ)



試験会場に到着!
これからが・・ 本番・・  僕はどれほどまで耐えられる?



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