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第二章~罰ゲーム [H×H]


結局あの後、イルミが1番にあがって
フェイが2番になって僕がビリになった…つまり僕が罰ゲームを…

2人の奴隷?それとも、もっと別の何か?
2人のを聞くってのが何ていうか恐いんだよね、仕方ないけど;
(負けちゃったし…)




レイ「で?2人共、僕の罰ゲームは何?」

イルミ「俺は…そうだな、頬にキスで良いよ」

レイ「Σ………わかった………」

フェイ「ワタシは…後で言うね(ニヤ」

レイ「なんか恐いけど分った……」




イルミには直に済ませたかったから頬にキスをして
少し頬を染めつつ「コレで終わり!」って終らせた

…問題はフェイなわけだけど何をさせられるんだろ;
分らないって方が恐怖感あるよ、フェイの場合




フェイ「レイ、こち来るね」

レイ「うん?」

フェイ「此処で暫く待てるね」

レイ「分った;」





何するつもりなんだ?
此処でただ待ってるだけじゃ絶対終らないし……

意図が読めない(困惑
……とりあえずジッとしてるほうが良いかも……







.

第二章~ゲーム [H×H]

危険な賭け

なんでこういうタイトルかって?すぐ分るよ・・
急に始まったゲームのせいで・・僕は集中的に狙われてる

まだ始まったばかりで誰も負けてないけど明らかに狙われてる
だってこれに負けた人に言う事きかせることが出来るっていう
ルール+罰ゲームが待ってるんだから;

だからこの賭けは勝たないと、後で大変なことになるんだよ!
この2人、ドSだから何をいってくるか分ったもんじゃない!




イルミ「ほらレイの番」

レイ「う、うん・・」

イルミ「チッ・・」

レイ「Σ舌打ちしやがった!!」

フェイタン「早くするね」

レイ「うん;」



こんな風に、イルミ→レイ→フェイタンでやってるんだけど・・
減るは減るけど、増えたりもする。

ただ・・・まだ余り減らずにいる。多分、三人の間を・・
行ったり来たりしてるからだと思う、だから中々あわない
それを繰り返してるとイルミが残り二枚になって・・



レイ「・・はや!?」

イルミ「早くとりなよ」




せかされて一枚選び、それをとる・・
・・・ハズレ、イルミが1番に上がる・・多分・・・




.

第二章~対立? [H×H]

イルミの部屋に入ると黙り込む・・だから自然と沈黙続き
まあ別にいいし、この2人が喋ることはないと思うけど
せめて殺気飛ばしあうのやめてほしい

さっきからそうなんだよね
部屋に入って、2人で向き合って・・というか
イルミがベッドに座ってるから・・見下ろされてる形
なんだか僕も嫌な気分になるんだけど・・コレは



レイ「見下ろす形、やめてよ」

イルミ「あ。ごめん」



僕が注意するとイルミも床に座る・・だけど
やっぱり背が高いから対して変わらない
イルミとフェイタン、僕もだけど比べると比較的僕らは小さい

イルミがデカすぎるんだよ・・
でも・・・まあ・・・、そんなとこ悲願でもしょうがないけど;
また沈黙が続く、まあ・・会話は続かない内容だったからね



レイ「なんでこう沈黙が続くかな」

フェイタン「コイツと喋ることなんてないね」

イルミ「俺も」

レイ「なんで僕を呼んだのさ;」

イルミ「レイだけでよかったのに」

レイ「他の人がいたら出来ない事なの?」

イルミ「公開していいなら別に」

レイ「何する気だったんだお前」

イルミ「・・それは」

フェイタン「・・ワタシ、来てよかたよ全く」

イルミ「邪魔なだけだよ君」

フェイタン「煩いね、人の女に手出そうとしたくせに」

レイ「・・・・;」



沈黙しなくても言い争いや殺気が飛び交うばかり
なんでこうなるんだよ; この2人は;;



レイ「・・・キルアに会ってくる」

フェイタン「ワタシも行くね」

レイ「・・・分った」

イルミ「早めに戻って来てね」

レイ「ん」



多分フェイタンはイルミと居たくないから来てる
イルミよりもキルアの方が、マシって感じかな?

イルミも1人でもいいから待つほうを選んだみたい
僕はキルアに挨拶しようと思っただけだけど;



レイ「此処かな、独房は」

フェイタン「みたいね」



重苦しい音をたてながらドアをあけるとミルキとキルア
キルアはつるされ拘束された状態・・
ミルキは鞭を片手にキルアを攻め立てるも効いてない様子

つまりイライラ高潮状態って事だよ。
青筋たててるからね、思いっきり・・



ミルキ「誰だ! ってレイ!!?」

レイ「誰って失礼だな、目腐った?豚君」

ミルキ「な!!!」

レイ「冗談。イルミに招待されてね」

ミルキ「そっちのは?」

レイ「僕の彼氏」

ミルキ「拷問されに来たのかよ、コフー」

レイ「拷問のスペシャリストだよ?彼」

ミルキ「!!?」

レイ「アンタが逆にやられるね(笑」

フェイタン「ナメられたものね」

「それにお前なんか拷問しても面白くない」

レイ「酷い言われよう(ワラ」

ミルキ「くっそぉ!!お前なんかイル兄が気に入ってなかったら」

「拷問してやるのに!!!!殺してやるのに!!!」

レイ「アンタに殺されるほど劣っちゃいないよ」

ミルキ「なんだと!!」

レイ「黙れ、引きこもりオタクのくせに」

ミルキ「オタクを馬鹿にするな!」

レイ「アンタしか侮辱してないよ」

フェイタン「その辺にしとくね」

レイ「そうだね。早く戻らないとイルミが」

ミルキ「お前、二股かよ」

レイ「違うね、僕はフェイが好きなんだ」

フェイタン「そうよ」

レイ「自惚れ発言?(笑」

フェイタン「事実ね、違うか?」

レイ「事実だけどね~」

「イルミの好意は嬉しいけど」

「まだ本人も自覚したばっかだし」

ミルキ「・・・」

レイ「婚約なんてしたらお前が弟になるし」

ミルキ「げ・・」

レイ「お前の姉なんかになりたくねぇ」

ミルキ「俺だって御免だ!」

レイ「・・キルアやカルトなら兎も角」

ミルキ「んだとぉ!?」

レイ「もうこの仮定、考えるのやめる」

キルア「何しに来たんだよお前らは;」

レイ「いや、キルアに挨拶に」

「どうせなら挨拶しとこうかなって思って」

「それと門の外でゴン達に会ったよ」

ミルキ「もうすぐ来るだろうな」

「そしたら何してやろうか」

レイ「気色悪い笑み浮かべるな」

フェイタン「・・毒舌連発か」

レイ「ヒソカと同じくらい嫌いだからね」

フェイタン「のわりに毒舌、奴といる時より酷いよ」

レイ「だろうね」

キルア「・・・毛嫌いしてんなぁ」

レイ「コイツを好きになれってのが無理」

「・・・張り合ってくる奴は無理」

ミルキ「・・コフー、コフー」

「顔だけは良いのになお前」

レイ「黙れよ」

キルア「・・いつまで居んの」

レイ「多分、明日?」

キルア「そ、か・・」

レイ「また、どっかで会えるでしょ」

「ヨークシンあたりで」

キルア「そうだな!」

レイ「そのまえにキルア達はヒソカと会うだろうけど」

フェイタン「確かに」

「アイツ待ち伏せてそうね」

レイ「実際ゴンを追うっていってたしね;」

キルア「マジかよ;」

レイ「ま、頑張ってよ」

「じゃ、僕らもどるから、やりすぎるなよミルキ」

ミルキ「!!!」



ドアを閉めると、少し口元に笑みを浮かべる
名前を呼んでやったときの奴の顔が思い浮かぶ



フェイタン「どうしたね」

レイ「いや、あいつの名前呼んだの初めてでさ」

「あいつ自身、驚いてたでしょ? それが可笑しくて」

フェイタン「だからあんなに驚いてたのか・・」

レイ「そういうこと♪イルミ、何してるかな」



機嫌をそこねてると悪いと思って僕らは
少し急ぎ足で戻り、扉をあけようとする、戸を開けると
同時に鋲がとんできて・・・・それを避ける



レイ「・・ごめん;」

イルミ「遅い・・」

レイ「だってあの豚がいたんだもん」

イルミ「ああミルキ?」

レイ「うん」

イルミ「ミルキと仲悪いね、相変わらず」

レイ「仲良くなれそうにないよ;」

イルミ「・・そう」

レイ「ていうか豚で通じるんだ」

イルミ「ミルキくらいしか居ないから太ってるの」

レイ「お菓子の食べすぎでしょ多分」

イルミ「そうだね」

フェイタン「で、何するか」

レイ「そうだね・・また暇になるね;」



読書してもいいけど、そしたらそれで沈黙だし
1人で楽しむものだから、意味がない・・

今度は3人で考える的な意味で黙り込む。




.

第二章~ゾルディック [H×H]

あの後、帰ろうとしたけど

なんでこうなってんの・・

今の状況いうと帰ろうとホテルっぽいデカい建物から出ようとした所を
イルミに捕まってヒソカ、イルミと居る状態。
一緒に家に来てって言われてるんだよね・・・

フェイタンは別にどっちでもいいって感じだけど2人を睨んでる。
2人のこと余り好印象でみてないからね;
ヒソカなんて嫌われてるし←




レイ「別に・・・構わないけどさ、クロロに連絡だけしていい?」

イルミ「構わないよ」

フェイタン「行くのか」

レイ「ゴン達と遭遇しないなら」

イルミ「大丈夫じゃない?」

ヒソカ「遭遇したらマズい事でもあるのかい◇」

レイ「別に」

フェイタン「お前には関係ないね」

レイ「クラピカ・・復讐やめるかな?」

フェイタン「・・さぁな」

レイ「・・・」




きっと大丈夫クラピカなら
次会うとき仇同士でない事を祈るよ・・
僕は電話帳からクロロを探し、電話をかける
ワンコールで出た相手に・・・




レイ「・・試験終わったよ」

クロロ「合格したか?」

レイ「うん。僕もフェイも合格」

クロロ「なら早くかえtt「ねぇ」・・なんだ」

レイ「ちょっとゾル家に寄っちゃ駄目?」

クロロ「何言ってるんだ! 戻って来い!!」

レイ「いや、イルミに誘われて」

クロロ「な!!?」

レイ「駄目・・?」

クロロ「・・ちゃんと帰ってくるんだぞ」

レイ「分ってるよ」

クロロ「心配なんだよ・・」

レイ「・・!」



あの時のフェイタンと同じ言葉・・重なる2人の言葉
いつもと違う、少しよわよわしい声でいうクロロに
「ちゃんと帰るよ」と伝え、電話をきりイルミの元へ



レイ「行く。だけどちゃんと帰してね」

イルミ「・・分った」

レイ「ヒソカはどうするの、ゴンを追う?」

ヒソカ「ああ◆」

レイ「そ、ばいばい」

フェイタン「ささと行くね」

ヒソカ「クク☆」



いつもながらの可笑しな笑みを浮かべながら
僕らに背を向け歩きだすヒソカ
どこに行くんだろう・・・??
でもゾル家にいった後のゴンを追うんだよね・・



イルミ「こっち」

レイ「あ、うん・・」



イルミの言葉で我に返り、イルミについてくと・・・・
またしても飛行船が目の前に・・でもそれは多分
ゾル家専用の飛行船だと思う(ゾル家、金持ちだし)



レイ「デカ・・」

フェイタン「また飛行船のるか・・」

レイ「遠いから仕方ないよ」

イルミ「これに乗っていけば直ぐだよ」

レイ「ふぅん・・?」



イルミの言ったとおり、案外すぐに到着した。
観光バスよりも早くついた僕らは順々に門をあけにかかる
僕が丁度門を開けようとしたとき・・・ゴン達を乗せたバスが



レイ「バッドタイミング」

男「あいつ、何してんだ?馬鹿じゃねぇのか?」

「あんなんで開くわけねぇのによ」

レイ「・・(カチン)イルミ、フェイ! 先行ってて!」

イルミ「え?」

フェイタン「レイはどうするか」

レイ「コイツぶっ飛ばす!!!」

フェイタン「・・短気出たね・・」

レイ「馬鹿にされんの嫌なんだよ!」

フェイタン「・・仕方ないね」



そう呟くとフェイタンは再び門を開け、出てくる
イルミもそのとき出てきて・・・



レイ「・・イルミまで・・」

イルミ「うちってやっぱ有名なんだ」

レイ「自惚れ?てか何を今更・・」

イルミ「まあそうだね、観光地なの知ってたし」

レイ「ゾル家長男を目に出来るなんて幸せな奴等だね」

イルミ「そうだね」

レイ「無表情だけど」

イルミ「何か言った?」

レイ「別に・・」

フェイタン「早くすませて中はいるよ」

レイ「そうだね」



男とガイドさんは目を点にして此方を見る
それもそうだろうね?
あくわけがないと思った門があいて・・
しかも鍵がついてるのはその隅っこにある門なんだから(囮

ガイドさんに至っては、生きて帰れないだとか言ってたし
・・・・実際生きて戻って来てる奴、居るんだけどね
弱いからミケに殺されるんだよ、偽の門から入って、ね



レイ「さて・・どうしてやろうか」

フェイタン「拷問が1番効くよ」

レイ「てか道具ないじゃん」

フェイタン「腕折たりする方なら出来るね」

レイ「じゃ、そうする?」

イルミ「俺はいいけど」

レイ「じゃ、決まり♪」

ゴン「・・レイ?」

クラピカ「何故此処に・・」

レオリオ「帰ったんじゃ・・」

レイ「イルミに誘われてね」



男を押さえつけ拷問(主)はイルミ、フェイに任せ
クラピカ達の言葉に返答する。
そして甚振られた男に視線を戻すと笑みをなくし・・冷たい目で見下し



レイ「覚悟できてる? ゾル家も僕らもアンタ如きに殺られないよ」

男「た、助けてくれぇぇえ!!!!」

レイ「謀り間違えたアンタのミス、誤算だったねぇ?」

イルミ「留め、レイがさしていいよ」

レイ「いいの??」

イルミ「うん」

レイ「イルミ、自分が侮辱されたのに良いの?」

イルミ「・・あ、やっぱ俺殺っていい?ムカついてきた」

レイ「どうぞ」

フェイタン「・・なんて会話してるねお前等」

レイ「どんなだろうね、非庶民的な会話?(ワラ」

フェイタン「非一般人的なの間違いね」

レイ「どっちも同じでしょ・・」

フェイタン「ちょと違うよ」

レイ「そうなの?? てか終った?」

イルミ「とっくに終ったよ」

レイ「じゃ、戻る? またねノノ」



「またね」と手を振ったのはゴン達・・その他には興味なし
再び門に手をつき、開けていく。門は・・

僕とフェイは共に6くらいまであいた。
イルミを先頭にし本城へと向かう、暫くして到着・・するとキキョウさんが・・



キキョウ「まあまあ!!よく来てくれたわね!!レイさん!!」

「イルミもおかえりなさい、で・・そちらの方は??」

「レイさんの友達かしら??」

フェイタン「・・・・(レイを見」

レイ「えっと・・恋人です・・」

キキョウ「まあ!レイさん、そんな悪い冗談を!!!オホホ!!」

「貴女はイルミのお嫁さんにするつもりなのよぉ?」

レイ「え・・・・初耳なんですけど」

イルミ「・・俺も初めて聞いたよ」

キキョウ「イルミ、レイさんなら喜ぶんじゃないかと思って!!」

イルミ「まあ、レイだったら嬉しいかな」

キキョウ「さぁさ!!婚約の準備しましょぉ!!!」

レイ「いやあの・・」

イルミ「この2人・・ホントに付き合ってるよ」

キキョウ「なら別れてもらいましょうか」



笑みを絶やさずに此方をみていうキキョウさん
フェイタンは凄く不機嫌そうな顔をする。

僕でも流石に身勝手すぎると思ったけどね・・
ていうかにこやかに何をいうんだ、この人は



キキョウ「最悪の場合、殺さなくてはなりませんわぁ?」

「どうしますの?レイさん??どちらを選ぶの?」

レイ「イルミ、僕・・イキナリだし勝手に付き合う気ないよ」

イルミ「いいよ、自力で奪うから」

キキョウ「まあまあ!!イルミ、本当にレイさんが好きなのねぇ!!」

イルミ「うん」

レイ「・・前はわからないとかいってたくせに」

イルミ「自覚したし・・」

レイ「そうなんだ;」

イルミ「今のうちに思い出でも作っとけば?あとで後悔しないよう」

レイ「・・・」

フェイタン「ワタシ盗賊、奪われても奪い返すだけね」

レイ「・・フェイ」



この2人・・・なんていう会話してんの?
というか・・・僕の意思無視??
なんだっていいけど、早く中に入れよ;



レイ「早く中はいろうよ」

イルミ「そうだね」

フェイタン「・・」



外でこんな事されてたら、何時まで続くか分んない
それはコッチも困るからね・・流石に・・。



.

打ち疲れた← [日記]

つかれたー


でも、楽しいし、趣味だから別に良いけど(笑

何気さ「フェイタン」って単語・・
早打ち、pcなら得意なほうだけど・・

やりすぎると、フェイタンって単語を打つの・・
たまに間違えるんだよね。


「フェイタン」を「フェインタ」とか・・(爆タヒ

フェイタンをフェイタとかで途切れちゃったり・・・でも
フェイタンって、ちゃんと打てなくもないけど;

フェイの方が楽なのは、事実だったりする←
フェイタンって長いってほどでもないけど、キーの位置的、長時間やってると
不利になってくる・・・(罠)


ごめんよフェイタン(ノд`。)泣

・・タイピングもっと上手くなりたいな・・
そしたら、うち間違いも減るのに(クソォ・・・・)

第一章~最終試験終了!? [H×H]

・・・僕が起きると・・・

キルアとイルミが戦ってた・・
んでもって、イルミがキルアに

「友達なんて必要ない」っていってる・・。




レイ「・・ねぇ、イルミ」(むくっと起き上がると、凛と透き通る声色で言う)




皆が僕に振り返る・・
・・・僕のいつもの声とは、少し違う・・・




レイ「・・貴方は、友達否定派だよね?」

「・・それを弟に押し付けるのは、間違ってんじゃないの?」

イルミ「間違ってる?」

レイ「それに、僕らは・・、どんな関係って、言い表すつもり?」

イルミ「・・・」




(俺をレイは、澄んだ、でも鋭い・・しっかりと意思を宿した瞳で見る)




イルミ「俺は・・・、レイを・・・友達なんて思ってない」

「だけど、下に見てるわけじゃない・・・・。むしろ・・俺は・・・・・」

レイ「・・(ニコ)・・、イルミ・・」

「イルミはキルアが心配なんだよね?」

イルミ「・・うん」

レイ「だからといって縛っちゃいけない」

「縛りすぎたら・・駄目だよ」

イルミ「!」

レイ「イルミは望んで血の掟に・・従ってきたわけでしょ?」

「キルアにはキルアの望むこと、やりたいことがある・・なら、そうしてあげよう?」

「見守ってあげたら?」

イルミ「・・」

レイ「・・今だけでも・・、さ」

イルミ「そんなことして、友達なんて出来たら」

「別れが辛くなるのは、キルアだよ?」

「それに、住む世界が違う」

レイ「・・イルミ・・、キルアは・・まだ子供なんだよ・・」

「精神不安定で、大人ぶってるけど、でも・・まだ・・」

「色々、経験しなくちゃいけない時期・・、住む世界がちがくても」

「世界が違うからこそ、惹かれあうってこともあるでしょ?」

イルミ「そうかもしれないけど、俺の暗殺者としての血が騒ぐんだ」

「ゴンは邪魔者だって」

レイ「・・・・・」

「・・殺して、キルアから・・・、大切なものを奪うの?」

イルミ「・・・」

レイ「やめて」

イルミ「どうして? なんでレイがキルアを心配するの?」

レイ「他人かもしれない、関係ないかもしれない・・だけど・・」

「・・・・・・・・・・脅して、無理矢理なんて・・・・・・・・・良くないとおもうから」

「歪んだ愛情・・ 愛し方が分らないのかもしれない」

「好きなら・・、自由にさせるべきだよ・・好きなようにさせてあげるべき」

イルミ「・・そうなのかな?」

レイ「うん」

イルミ「・・そっか、なら・・一度家に帰ったら、今だけ自由にしてあげる」

キルア「・・っ!」

イルミ「でも将来が決まってるのには変わりない、忘れちゃいけないよ?キル」

キルア「・・・兄、貴・・・」

レイ「・・」




キルアにイルミの念針が入ったのは分ってる・・
でも、それを抜くのは・・キルア・・

立ち向かって、キルア・・
負けないで・・。

此処から先は、自分で自由を勝ち取って。





(その後、キルアはボドロを殺し、不合格となった)





レイ「・・キルア」

フェイタン「・・ほとくのか?」

レイ「・・、今はね」

レオリオ「おい! なんで、今ほっとくんだよ!! 普通逆だろ!?」

レイ「・・今止めたって、何を言ったって無駄なんだよ!」




(先ほどとは違う、声色で怒鳴るレイ)




レイ「・・ゴンと一緒に講習のあと、行くんだろ」

「迎えに・・。 ゴンがそうする・・」

レオリオ「・・たりめぇだろ!!」

レイ「なら今は抑えろ」

レオリオ「!」

クラピカ「・・レイ・・」

イルミ「キルをすぐに連れ戻されたら困っちゃうな」

レイ「・・でも、自由にするんだろ? ならそれをゴンに伝えればいい」

「ゴンに・・言えば、少しは納得する」

「仕事仲間を侮辱されるのも、良い気分じゃない・・ちゃんと、訂正する」

「ゴンが・・イルミを悪くいうようなら、ね」

イルミ「俺は別にいいけど」

レイ「はぁ・・;」

フェイタン「・・またく、コイツの思考よめないよ」

レイ「・・俺も」

イルミ「・・機嫌悪いの?」

レイ「ちょっとね」





(その後、講習が始まり・・ゴンが入ってきた)




レイ「・・・」

ゴン「キルアに謝れ!」

イルミ「謝る?何を?」

ゴン「そんなこともわからないの!?」

イルミ「うん」

ゴン「お前にキルアの兄貴でいる資格なんてない!」

イルミ「兄弟に資格なんて必要なのかな?」

ゴン「友達になるのだって資格はいらない!」




そういうとゴンはイルミの腕を掴み、投げ飛ばす・・
イルミは着地するも、腕は折れたようで・・・




レイ「水を差すようで悪いけど、イルミはキルアを思って」

「キルアが一度家に帰れば自由にするっていってくれた」

「ゴンはサトツさんから聞いた話でしかイルミを知らないから、そんなこと言うんだ」

「俺もイルミの言ってたこと、試験で言ってた事は気に障った」

「だけどイルミは歪んでるけど、でも・・キルアを溺愛してる・・キルアの家族もそう」

「今だけでも・・自由にって・・、イルミたちは心配だろうけど、それを許してくれたんだ」

「だから・・・、辛抱して」



―それでも侮辱するような言葉を吐くなら・・―



ゴン「・・・・・分ったよ」

レイ「一応、仕事仲間として、付き合いそこそこ長いからね・・」

「侮辱されるのは流石に良い気分じゃないんだ・・ごめんね、ゴン」

ゴン「・・」

レイ「フェイタンやイルミたちに比べたら、貴方達とは・・浅い関係だから」

ゴン「!」

レイ「・・言い方、なんか寂しいって思うかもしれないけど」

ゴン「・・・」

レイ「・・イルミ、家を教えてあげて? 迎えにいけないだろうから」

イルミ「・・教えても、どうせ無駄だと思うけどね」



その後、イルミはゴンたちに家のある場所を教えると
去っていった・・



レイ「・・帰ろうか・・っと、そのまえに・・」

「最初に言ったよね・・? 試験が終わるまでに、俺らの職業を言うって」

クラピカ「・・ああ」

レイ「・・・俺らは・・・蜘蛛だよ





(普段よりも低くて冷たい声色で呟くレイ)





クラピカ「!!!!?」

レイ「だから、仲間を侮辱されて、幼馴染を侮辱されて、あの時・・」

「理性を保つのに必死だった」

「フェイも同じ・・。  俺らはね、同じとこで育って、出会って・・過ごしてきた」

「・・誰よりも、付き合いが長いんだよ。家族はいないけど・・家族よりも大切な」

「そんな存在なんだよ・・、何も知らないくせに・・悪く言われたかない」

「・・クラピカが恨む気持ちも理解できなくはない、だけど」




―俺は蜘蛛を狙いにくるなら、クラピカを殺す―




「蜘蛛にとって、邪魔になるなら、今・・」

フェイタン「今殺ていいのか?」

レイ「・・後々、念を覚えられてからじゃ、厄介だ」

クラピカ「・・」

レイ「・・復讐するなら・・、するつもりなら・・今から敵同士だ」

クラピカ「なっ!」

レイ「・・何れ、敵同士として、会うことになる、だろ?」

クラピカ「・・・何故蜘蛛なんかに!!」

レイ「アンタに、内面を知らない、外側しか知らない奴に」

「蜘蛛“なんかに”なんて言われる筋合いないよ」

「彼らの何を知ってるっていうの?」

「ずっと幼い頃から一緒にいて、クラピカよりも彼らを知ってる」

「良い所も、悪い所も・・好みとかも」

クラピカ「!」

フェイタン「・・」

レイ「だから悪く言われたくないんだよ・・」

「悪いけど、元々俺ら、あんた等とは」

「試験中までの付き合いって思ってたから」

「俺・・人間不信なんだよね、だから・・さ・・、元から嫌いなんだよ人が」

「滅多に心を開いたりなんてしない、そんな俺が唯一心を許せるのは・・」

「1番は、蜘蛛なんだよ。俺は結成時には誘われなかったけど、おいてかれたけど」

「強くなって、探し当てて・・、やっと再会できて・・」

「皆に恩返しとか、力になれるって思って・・」



―だから、失うわけにはいかない―

―殺させはしない―



クラピカ「・・」

フェイタン「・・レイ」

レイ「フェイ、戻ろう・・」

フェイタン「あのガキ、迎えにいかないのか?」

レイ「いいよ。 試験が終わった・・、それから先は俺らの勝手」

「帰ろう・・、皆のところに」

フェイタン「コイツ、殺さないのか」

レイ「殺すの?」

ゴン「・・・!!」

レイ「・・・・・・・復讐、どうしても辞める気、ないの?」

「考え直しえてもらえないの?」

クラピカ「・・それは・・」

レイ「・・復讐なんてして、クラピカは・・満足なのかな・・」

「家族なんてもの、知らないけど・・」

「わざわざ心優しい人に人殺しなんてさせて復讐させること」

「願う奴なんて居るのかな・・」

クラピカ「・・・・・・・・、考えて・・、みる・・・・・・・・・・・」

レイ「うん・・」

ゴン「クラピカ・・。 レイ、クラピカ達を説得してくれて有難う」

レイ「・・?」

ゴン「・・復讐やめてほしかったの、俺らも一緒だったから」

レイ「いえいえ・・。 じゃあね」

クラピカ「・・ああ」

レイ「・・敵としてじゃなくて・・、普通に・・」

「試練を一緒に乗り越えた仲間として、また会いたいね」

クラピカ「!  ・・そうだな・・」

レイ「・・ばいばい」




そういいながら、去っていく

外にいくと、イルミとヒソカが遠目にみえた
けど、僕らはそれを通りすぎて、アジトへと向かう。




フェイタン「やと終たね」

レイ「そうだね・・ 結構、長かったかも」

フェイタン「またくよ、早く休みたいね」

レイ「疲れた?」

フェイタン「別に」

レイ「あはは(笑」

フェイタン「何わらてるか・・?」

レイ「いや? 少しは・・楽しめた?」

フェイタン「知らないね」

レイ「僕との戦いもつまらなかった?」

フェイタン「それは・・、つまらなくはなかたけど・・やりたくはなかたよ」

レイ「・・ごめんね」

フェイタン「・・別に・・」

レイ「素直じゃないなぁ」

フェイタン「ほとくね!」




そんなことを言い合いながら
僕らは自分たちの居場所に戻る・・





・・また・・
蜘蛛としての日々が・・

始まる・・



.

第一章~四次試験終了 [H×H]

・・あれから大変だった・・



何がって・・?

2人が、いがみ合うし、殺気飛ばしあうし・・
もう散々だったよ・・

だけど、なんやかんやで最終日になって・・アナウンスが流れたと
同時に僕らは船に向かった。
(流石に此処で落ちるわけにはいかないしね?)




レイ「・・」(ゴンたちは来てないのか? あ・・来た・・)

キルア「お、レイ・・」

レイ「・・キルアも合格したんだね、無事」

キルア「もち!」

ゴン「・・2人共、良かった・・合格したんだね」

レイ「うん。  ・・ゴンたちも、合格できてよかったね」

ゴン「・・うん・・」



少し元気のなさげなゴン・・
気づいてた、でも・・・


・・・でも僕じゃ、きっと・・・どうしようもない。
他に気づいてる人がいる・・だから、大丈夫・・




レイ「・・とりあえず、中に行こうかフェイ」

フェイタン「・・ん」

レイ「じゃーね、ギタラクル」

ギタラクル「・・カタカタ」




ギタラクルにたいして、振り向くことなく
僕は手だけふって、挨拶して、中に入る・・


そして・・再び飛行船に乗りうつり・・・
最終試験の会場となる場所へといく・・

・・面接があったけど、適当に答えて、終らせた
(それなりに、ちゃんと答えたけどさ・・)
到着すると・・・、そこはホテルみたいなデカい見た目で・・
少ししてから説明が始まるそう・・




レイ「・・綺麗・・、こういうとこあるんだ・・」

フェイタン「・・ハンター協会の、考えること理解できないね」

レイ「同感」

フェイタン「・・最終試験の前に何故説明、イチイチするか」

レイ「しかたないよ」




説明が開始され、皆黙って聞く・・が・・
話が進むにつれ、クレームの声をあげる者が現れ・・・




ネテロ「理由はいえん・・」

「一勝したら、合格じゃ・・。 殺しはルール違反として失格とする」

「不合格者は最後に残った1人のみとする!」

「武器などの使用は許可する。」




レイ「武器の使用はOK、か・・・」

フェイタン「念を使うような相手、少人数しかいないね楽勝ね」

レイ「そうだと良いけど」

フェイタン「どういう意味か」

レイ「・・トーナメントの表を見てごらんよ」

フェイタン「・・! ・・・レイの1番最初の対戦相手」

レイ「フェイだよ? ・・その次はギタラクル・・」

フェイタン「!!?」

レイ「・・」

フェイタン「・・レイ」

レイ「・・大丈夫。  ・・手加減はしなくていいから」

フェイタン「!! 何考えてるか!」

レイ「大丈夫だから・・、チャンスがないわけじゃないし」

フェイタン「でも・・」

レイ「・・フェイ・・、情けをかけられて勝利なんて・・後味悪いんだよ・・」

「わかってくれるよね?」

フェイタン「・・・・!   ・・わかたよ」




顔を伏せるフェイタン・・

ごめんね・・わがままいって・・


でも・・・

ちゃんと戦いたいんだよ・・納得いかない戦いはしたくない・・


味方同士で、たとえ好きな人でも・・


(スタートのかけ声をかけられ同時に間合いを取る)


・・・距離をとる・・・
そりゃ、場数ふんできてるんだし、相当手ごわいだろうね?
フェイタンを簡単に倒せるなんて、思ってない。




レイ「・・・・フェイ相手だと・・・、素手、だけじゃ・・無理かな・・・・」

フェイタン「・・・ワタシは、本気・・出したくないよ」

レイ「フェイ・・・」

フェイタン「・・普段なら楽しむとこだけど、ワタシ楽しくないね・・楽しめないよ」

レイ「・・・・・、真面目にやってよ!」

フェイタン「・・」

レイ「・・・・最初から諦めた試合みたいなの、しても意味ないよ」

フェイタン「・・!」

レイ「“負けず嫌い同士”なんだから、分るよね?」

「・・・フェイ、本気をだして」

フェイタン「・・・・・・・・・・・・・・仕方、ないね」

「・・骨、折るよ・・、無傷じゃ済まないよ?」(確かめるように僕に問いかける)

レイ「・・・・・・・、覚悟の上」

フェイタン「!  ・・ワタシ、手加減するほどお人好しじゃないね!」



フェイタンと僕の小声での会話は
当然他の人に聞えてるわけもなく

・・多分本音じゃない言葉を・・吐くフェイタンの
言葉を、周りは真に受けたと思う・・・


フェイタンは僕の後ろに回りこんでくる
僕も必死に相手の攻撃を避けたり、交わしたり
なんとかして、対応しつつ、相手の隙をつこうとする・・でもフェイタンは
他の連中とは違うため、やっぱり・・隙なんてなくて・・



レイ「・・・やっぱ・・・・、そう簡単にはいかないね」

フェイタン「・・当たり前ね」

レイ「・・・・、フェイのことは、1番分ってるつもりだけど・・」

「・・・・勝てるか、わかんないや」

「・・・ねぇ・・・」

フェイタン「何ね」(会話してるけど、戦いながら)

レイ「僕は、前に比べて・・強くなれたかな?」

フェイタン「ああ・・なれたよ。 ワタシでも・・苦戦するほどね」

レイ「・・良かった・・」




僕は距離をとると・・一息いれ・・
満足したふうに・・


でも、溜息をつくようにして・・「参った」と宣言する・・
呆然とする、受験生・・
素早いから、きっと見えなかったんでしょ・・

それに僕らは、そこまで傷は深く入ってないし・・
でも手加減したわけでもない

互いに強いから・・だから、これくらいで済んだ・・。




審判「しょ、勝者、フェイタン!」

フェイタン「・・良いのか?」

レイ「ん・・、満足したもん。 ちゃんと本気で戦ってくれた」

フェイタン「でも」

レイ「此処では、ソレは使わなくていいって」

フェイタン「・・ああ」

レイ「ありがとう・・、僕は大丈夫だから♪」

フェイタン「!  ・・心配なんてしてないよ」

レイ「そ♪」




僕は次の試合もあるから、リングに残った・・



・・次は、イルミと・・

審判が同じように合図を出して、掛け声をあげる・・




レイ「残念だね?相手がフェイじゃなくて」

ギタ「カタカタ(本当に)」

レイ「・・・」




バゴォォオン!!!

リングに思いっきり拳をたたきつけ
振動をあたえる・・
ふらつく相手に容赦なく攻撃を仕掛ける・・が、相手も
それなりに強いため・・それを難なく避ける・・



僕は風を操り、相手を誘導する。
避けられない攻撃を、相手に繰り出すのは・・・まだ・・・
まだ先・・・


相手の周りに威力の小さいほうの風を渦巻かせといて
僕は相手をそちらに行くようにする・・

すると・・・相手が上に高く上がるところを、強い風を巻き起こし
狙い撃ちにする。


・・さすがのイルミでも、それはキツかったようで・・
(ドサっと、リングに倒れこむ)




レイ「・・・」

ギタ「・・カタ」

レイ「・・??」

ギタ「・・」




参ったという風に白旗(どこから出した)を振る

試合が終ると僕は、さっさとフェイタンの場所へと移動してしまう。

・・・次・・・、クラピカとヒソカが戦うのは分ってた・・


(興味ないし、寝てようかな)



フェイタン「寝るのか?」

レイ「うん・・・、暫く、寝る」







・・最終試験・・
どんな終り方をするんだろう・・?



.

第一章~ギタラクルとキルア対面!? [H×H]

なんでこうなってんの?


・・まさかのギタラクルとキルアの対面・・

つか、変装したのに何でわざわざ
自分から会いに・・?



レイ「・・・ギタラクル・・・?」

ギタラクル「・・カタカタ」

レイ「・・いや、わかんない・・」

ギタラクル「カタカタカタ・・・・・カタ」

レイ「Σなんか意味ありそうで怖いよ!!?」

ギタラクル「・・(フィ」

レイ「・・・・」

フェイタン「あいつ、何故、喋らないか?」

レイ「・・理由があるんでしょ」

フェイタン「・・そうなのか?」

ギタラクル「カタカタ」

レイ「・・・、文字かいてよ・・・書記なら、別にいいでしょ?」(紙とペンを渡す

ギタラクル「・・カタ」




紙とペンを渡すとギタラクルは・・

「俺も一緒にいてもいい?」

・・そう書いてきた
キルアは「意味わからネェ」って
顔してる・・・。


まあ、この顔じゃあ・・ねぇ・・?




レイ「・・どうする?」

フェイタン「・・どうするて・・」

ギタラクル「・・(殺気」

レイ「・・・・・・・・・・・」

キルア「俺・・、もう行くな?」

レイ「うん? 試験が終るまで、プレートとられないようにね」

キルア「たりめぇだろ!! お前も合格しろよな!」

レイ「もちろん」





そういうと、キルアはフッと一瞬笑って
その場から、去っていった。

すると・・キルアが遠くにいったことを
確認すると、ギタラクルは変装をとく・・

返送といたあと「フゥー、スッキリした」って・・
・・・・・きぐるみ着て、それを脱いだ時の感想ですか?(←




レイ「・・弟が居たから、変装解けなかったんだよね」

イルミ「うん」

フェイタン「・・・・」(なるほど・・それでか)

レイ「で? さっきも殺気出してたけど、禍々しい殺気の理由は?」

イルミ「・・・・水浴びのことだよ、無防備な発言しすぎだよレイは」

「女として自覚ないの?」

レイ「うっさい! ・・(プィ」

イルミ「・・・」

レイ「・・・てか・・・、殆ど最初から見てたよね」

イルミ「あ、気づいてたんだ」

レイ「うん」

イルミ「・・、ねぇ・・ホントにソイツが好きなの?」

レイ「は?」

イルミ「・・・」



イルミの深い闇を宿した
何を考えているのか分らぬ瞳が僕に向けられる・・

それは、フェイタンを本当に好きなの?っていってるんだよね?
遠まわしに、ソイツでいいの?満足なの?って言ってる?

・・・、貶すなよ・・・;



レイ「うん。 てか、僕が誰を好きになろうと勝手でしょ?」

イルミ「・・」

フェイタン「もしかして、ソイツ・・レイの事、好きなんじゃないのか?」

レイ「え・・・?」

フェイタン「・・だから嫉妬(しと)してるよ」

レイ「・・・・そうなの?」

イルミ「これがどんな感情かは知らない、だけど・・」

「俺はレイを気に入ってる、だから良い気分じゃないのは確かだね」

レイ「・・・・」(気に入られてたんだ・・それも吃驚)

フェイタン「・・レイを譲る気ないよ、ワタシは」





睨み合う2人・・・交じり合う殺気・・・

・・鳥たちが怯えて、逃げていく・・・
森が、風がざわめく・・・


あーあ、やりすぎだよ2人共・・・;





レイ「・・と、とりあえず落ち着きなって、此処ではマズいよ;」

イルミ「・・最終試験で、キルをどうにかする前にキミを壊す」

フェイタン「・・望むところね」

レイ「・・・・(溜息」



もうこうなったら止められないね・・
全く・・2人共・・;


大人気ないんだから・・





レイ「・・・・」

イルミ「・・俺、この試験が終わるまでレイの傍から離れないから」

レイ「・・は?それはハンター試験が終わるまで?それともコレ?」

イルミ「コレ・・のつもりだけど・・、試験そのものが終るまででもいいよ」

レイ「いや、コレだけでいい;」

イルミ「そ、残念・・」

フェイタン「くつきすぎね!!」

イルミ「俺の勝手でしょ?」

フェイタン「レイに気安く触るな! お前、馴れ馴れしいよ!」

レイ「・・・フェイ;  イルミも挑発しない!」

イルミ「・・わかったよ」

フェイタン「・・チ」




・・・ハラハラさせないでよ;


自分が寝てる間、何か起こってそうで怖いじゃん・・
怖くて寝れないって・・


別の意味で怖くて←





・・・殺気が充満して
寝れる環境にもないけどね・・・


はぁ・・、どうなるのか心配・・



.

第一章~遭遇 [H×H]

あの後・・僕らは更に奥のほうまで行ったんだ・・
そしたら・・誰かの声が聞えて・・


そっちに向かうと
3人兄弟を脅すキルアの姿・・

(やるねぇー)
終るまで見学して、終った途端に飛び出す。
気配を消してたからか、敵と間違えたらしく
「紛らわしいじゃねぇか!」って言われた←

んで、今・・キルアも混ぜて一緒に居るんだけど・・・
フェイタンとキルアが・・睨みあってる・・・
否、何気に年下のキルアの方が背が高いから、フェイタンが見上げる形に・・




レイ「・・フェイも僕も年上なはずなのに、キルアの方がデカい・・」

キルア「ちゃんと牛乳飲んでねぇんじゃねぇの?(ニマニマ」

レイ「ムカツク」

フェイタン「・・・」

レイ「・・・フェイタン?」

フェイタン「なんでもないね」

レイ「・・心中察するよ・・」

フェイタン「・・チ・・」

キルア「・・お前らホント仲良いよな、恋愛対象として意識してるとか」

「そういうのねぇの?」

レイ「また、その話?」

キルア「またって、一度しかしてねぇよ!;」

レイ「どーなんだろうね? だって、再会したのだって・・」

「試験が始まる、ちょい前だし?」

フェイタン「そうよ・・、まあ・・心配とかは、するにはするけど」

「そういう感情、イマイチわからないね」

レイ「僕も・・。 だから分らないとしか言いようがないんだよね」

キルア「ふぅん・・・」

レイ「でも、まあ・・嫌いではないし。 見れないこともないんじゃない?」

フェイタン「・・・!」

キルア「へぇー(ニヤ」

レイ「・・普段一緒に居れるし、これからは」

キルア「お、ならチャンスいっぱいあんじゃん、アタックしちゃえよ」

レイ「・・そういう感情だって、自覚し始めたら、ね?」

キルア「あ、じゃあ・・マジで対象として見てもいいって思ってんだ?」

レイ「そっちから聞いといて何それ;」

キルア「わりぃわりぃ;」

レイ「・・フェイとは1番仲良いし。 対象としてみるようになるかもなーって」

「そう思っただけのことだよ・・ 本当に恋心芽生えるかは別」

キルア「ふぅん、芽生えたら面白そうなのに(笑」

レイ「・・あのねぇ;(溜息」

フェイタン「・・ワタシを除け者にするなんて、いい度胸ねレイ・・」

レイ「Σ・・・・!」

「殺気がヒシヒシと伝わって、微妙に痛いよフェイタン・・;」

フェイタン「・・誰のせいか」

レイ「ごめんってば!!;」

フェイタン「・・またく・・」

レイ「・・・;(汗」

キルア「早く行こうぜ? てか2人って、戦ったら、どっちがつえーの?」

レイ「・・・」

フェイタン「・・・」




互いに顔を見合わせて
考える・・・・


戦ったら?どっちが強い?

・・・戦ったら・・・
そもそもフェイタンは、僕の小さい頃しか分らない。
僕もそれは同じ・・・

(予想はつくけどね・・)




フェイタン「・・きと、レイよ・・・・今は」

レイ「!!!?」

フェイタン「・・ワタシたちに近付こうとして、がんばたから」

レイ「!!」

フェイタン「・・だから、きと強いよ、レイのほうが」

レイ「フェイだって強いじゃん!!」

フェイタン「・・レイと戦たらの話よ、今は」

レイ「そ、そうだけど;;」

フェイタン「・・ワタシたちの仲間に適応した強さ、実力、経験をもてるよ」

「今のレイは、前とは違うね・・前は皆に守られて、弱虫だたのに」

「今では泣くことも余りしなくなたか?」

レイ「フェイにはホントなんでもわかっちゃうんだなぁ・・;」

フェイタン「当たり前よ どれくらいの時、一緒(いしょ)に居たと思てるね」

レイ「・・それもそうだね」

キルア「レイの方が強い、か・・   ちょっと意外」

レイ「そう?」

キルア「うん。 でも・・強いのは分ってたけど」

レイ「・・キルアもこれから強くなるでしょ、てか・・」

「今、(念を覚えてない人の中では)僕らを除いたら1番強いのキルアだよ」

キルア「だと嬉しいんだけどなぁー(笑」





そんな会話をしながら、進んでいくと
僕らが居た、湖へと戻って来て・・


いつの間にか、一周してたみたい←(驚いた・・)





キルア「此処がレイたちが居た場所?」

レイ「うん・・、戻ってきちゃったね」

フェイタン「そうね」

キルア「へぇ・・、いいとこ見つけたじゃん」

「水浴びしてぇーんだけど・・」(チラッとレイをみる

レイ「・・・後ろ向いてるから、浴びたら?」

キルア「お、おう・・  ちゃんと後ろみとけよな! 覗くなよ?」

レイ「・・覗かないよ、誰がガキの水浴びなんか見るか!」

「俺をヒソカと同じように見るんじゃない!!」

「・・アイツなら、喜んで見そうだけど←」

キルア「げ!! キモっ! マジで想像できるから、やめろよな!」

「分ったから、早く後ろ向けよ!」

レイ「・・ん」

フェイタン「・・・」

レイ「フェイ」

フェイタン「何ね?」

レイ「後ろ向いてる間、暇だから相手して」




と、徐にトランプを取り出す。
幸い風も出てないし、出来るだろう・・




フェイタン「どこから・・もてきたか;」

レイ「・・ん?アジト」

フェイタン「そんなことに能力つかわなくても;」

レイ「良いから良いから♪」




暫くトランプを続けてると
水音がして・・・

つい、後ろを振り返る・・

すると、まだ髪の毛が水に濡れてる状態の
半裸状態のキルアの姿が目に入る・・。

ああ、今上がって、着替えを始めたのか・・
上半身、まだ裸だけど・・




キルア「まだ着替えてんだから見んなよ!///」

レイ「へぇー、意外と純粋なんだ?」

「・・結構鍛えられてるんだね、流石・・イルミの教育・・」

「スパルタなんだろうなー」

キルア「・・・思い出したくもねぇよ」

レイ「・・イルミたちの愛情表現は、常識を超えちゃってるからね」

キルア「あれは、ありえない・・;」

レイ「まあまあ・・」

「仕方ないよ。 暗殺者だし、知らなくても・・仕方ない・・」

キルア「・・それは・・そうだけど・・」

レイ「それに、探せば見つかるよ。」

「気づいてないだけで、決して無いわけじゃない」

キルア「!!」

レイ「フェイタン、何してんの?」

フェイタン「ただ、トランプそろえてただけよ」

レイ「あ、ありがとう」



トランプを服の中へと入れる。



レイ「んー、僕も水浴びしよっかなぁー」

フェイタン「ハ?!」

レイ「何?」

フェイタン「・・正気か?」

レイ「・・男2人居る中で入るなんて、どうかしてるって思ってる?」

フェイタン「ああ」

レイ「・・別に覗きするような面子じゃないんだから良いじゃん」

「大体、僕なんかの裸、どーだって良いだろう?」

フェイタン「・・(コイツ、人の気も知らないで・・///)駄目ね!」

レイ「・・? フェイ、意識してんの?(半分冗談←」

フェイタン「!! 違うね!」

レイ「・・(わかりやす・・)・・意外」

フェイタン「何がね!」

レイ「・・フェイの方が先に自覚するなんて、意外だなぁって」

フェイタン「ワタシは、お前と別れてから・・ずと・・」

「それを他の奴等に話したら、“恋”言われただけよ!!」

レイ「・・それ、本人に言っちゃって良いの? 告白?」

フェイタン「・・・・、だたら・・・・・・お前は、なんて答える?」

レイ「え・・?(驚き目を見開く」

フェイタン「・・」

キルア「(面白そうな展開、でもなんかちょっとむかつく・・」

イルミ「・・(様子見に来たら、嫌な場面に遭遇しちゃったな・・)」

レイ「・・僕は・・・・、・・フェイが何も言わなかったことが1番ショックだった」

「・・・、皆の中でも、1番・・フェイと仲良くて・・、僕はフェイと居るときが」

「1番楽しかったし・・、笑いあえたりするのが、嬉しくて・・」

「だから・・・・、僕も・・・・フェイのこと・・・・・好きだよ・・・・・」(これは、きっと恋愛感情・・)

フェイタン「・・!   ・・ワタシの方が鈍感だたか」

レイ「さぁ?(笑)」

フェイタン「・・両思いだたのに、おいてたなんて・・最悪よ・・」

レイ「・・、まあ・・、会えたんだし、いいんじゃない?」

フェイタン「・・おこてないのか?」

レイ「うん」

フェイタン「・・!」

レイ「・・フェイの気持ち聞けたし♪」

フェイタン「///」

レイ「・・水浴びは・・しちゃ駄目?」

フェイタン「駄目にきまてるね!」

レイ「・・; わかったよ; 心配性だなぁー」

フェイタン「・・自分の女を他の男いるとき・・そういうの、許す・・」

「ワタシ以外でも、きとないと思うけど・・;」

レイ「・・まあ・・、そりゃ嫌だよね?」

「・・自分以外の人に、見られるのはさ?・・」

フェイタン「わかてるなら、聞くな・・、後で入ればいいね」

レイ「ん・・」

キルア「・・俺、邪魔そうなら行くけど?」

レイ「まだ良いよ? それに、2人で居ても・・特にすることないし」

フェイタン「それもそうね」

キルア「でも・・水浴びしてぇんだろ?」

レイ「・・キルアが居なくなっても、周りに他の受験生いたら変わらないよ」

「だから、気にしなくていいから」

キルア「あ、ああ・・」




キルアは気づいてないかもしれないけど
イルミが微かに殺気を出してるのを僕は感じたから・・


今は、どのみち・・入れないね・・
キルアがいなくなったとしても、ね・・?

(・・にしても、殺気・・少ししか漏れてないのに禍々しい;)






・・早く5日、たたないかなぁー
1日過ごすのも、・・大変・・



.

第一章~森の中で [H×H]

朝になって、罠にかかった連中から
プレートをとって、いらないのは、そこらへんに適当に投げて
飛ばしてやった←

(どうせ、殆どの奴、罠によって息絶えてるし無問題♪)
誰かが運よく、獲れば・・ラッキーってことで(笑)

で、僕もフェイタンもプレートは集めたわけなんだけど・・
まだ終るまで、6日あるんだよ・・(長いよ)
そこらへんを歩いてると・・前方に見えるは、ヒソカと茂みに隠れるゴンと・・
ヒソカと睨みあう、クラピカとレオリオ・・・



・・・此処で出て行ったら、ヤバいかな?
てか、さっき・・・ヒソカの殺気が、強まったときあったよね?
あれはない・・ヤバいだろ・・・・・

てか、ヒソカ・・暴れすぎ・・
ゴン、きっとヒソカがターゲットなんだ・・。
1日目から、つけてたのかな?
(あ、ヒソカ怪我してるから、好血蝶が集ってるんだ・・、それで・・)

((原作どおりかは分りません+原作より、少し早めたり、省いたりも←))




フェイタン「・・・どうするか」

レイ「・・・様子見? だって、面倒事になっても困るし、大丈夫だよ、きっと」

フェイタン「・・そうね」




そういって、僕らは場所を移動した・・
(後にヒソカが休むところとも、知らずに)




レイ「・・・!」

フェイタン「!!?」

レイ「・・ヒソカ・・」

ヒソカ「やぁ◆  此処で会えるとはね(口元に笑みを浮かべ」

レイ「・・・・・・・・・僕らの気配、気づいてたろ?あの時・・」

ヒソカ「バレてたかい?v」

レイ「絶してないのにバレないはずがないって、思ってたよ(溜息」

フェイタン「・・・(睨」

ヒソカ「そんなに睨まないでおくれよ、興奮しちゃうじゃないか★」

レイ「キモイ」

ヒソカ「★」

レイ「ヒソカ・・、ターゲット誰?」

ヒソカ「もう適当に狩ったから関係ないv」

レイ「・・・あっそ」

ヒソカ「キミは?◇」

レイ「・・・・・クラピカだったよ、でも・・適当に狩った」

ヒソカ「あの金髪の子か☆」

フェイタン「ワタシは、針男だたね・・、適当に狩たけど」

ヒソカ「一緒にずっと居たのかい? 妬けるネェ◆」

フェイタン「・・馬鹿馬鹿しい」

レイ「変な奴。 心にもない事言いやがって」

ヒソカ「久々にキミの悪態付く言葉をきけた☆」

レイ「何意味不明なこといってんだ、この変態」

ヒソカ「◇  いい加減に隠れてないで出てきたらどうだい?」

レイ「・・・」





その後、ヒソカに戦いを挑んできた奴が・・
針男、こと・・イルミの鋲にやられて、死ぬという可笑しなサプライズ(?)があって
ゴンは自分のことかと思い、ハラハラしてる状態だろうとか
僕は思いつつ・・・・、ヒソカとイルミと一緒にいる・・・
隣でフェイタンは、凄く嫌がってるけど。





レイ「何時から居たの、イルミ」

イルミ「・・んー、ヒソカとレイたちが遭遇する辺り」

レイ「・・ほぼ、最初から」

イルミ「・・俺のプレート、奪う?」

フェイタン「もう必要ないね」

イルミ「そ」

レイ「・・・で、イルミは集め終わったの?」

イルミ「うん。 だから試験が終わるまで寝てる」

レイ「は?」

イルミ「土の中で寝るなら、安全だし、意外と暖かいし」

レイ「・・・あ、そう・・・;」

フェイタン「・・」

ヒソカ「じゃあ、僕は暫く此処に居るよ☆」

イルミ「じゃあ、俺は寝るよ、じゃあね」

レイ「・・・うん」

フェイタン「・・(何ね、この光景;」



イルミは僕らの目の前で土に穴をほって
本当に、寝るみたいで・・その中に入っていった・・

・・・ここ、息する穴?
此処塞いだら・・・って、イケナイ、イケナイ・・・
悪戯心が←



レイ「僕らも移動するかな」

フェイタン「そうね」

レイ「ばいばい」

ヒソカ「ああ◇」

レイ「・・・余り、やりすぎないようにね」

ヒソカ「◆」

レイ「じゃ」

フェイタン「・・・」




僕はゴンの事をヒソカも気づいてると踏んで
意味深な言葉を残して去っていった。

その後、何が起こったかは僕にはわからない・・
だけど、きっと・・ゴンは、ヒソカに負ける・・
プレートをとれるかどうかは別として・・・、ね・・・。
(頑張って、ゴン・・)



森の中を簸たすら探検・・
誰か知り合いと遭遇しないかなぁー
(ヒソカとイルミ以外なら誰でもいいや)



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